始めに“アレ?”と思ったのは年長の時でした。他の子は夜オムツが少しずつ外れてきているのに、家の子は…と思ったのがきっかけです。私自身はあまり気にしていなかったのですが、叔母から「こんな病院があるんだって。行ってみる?」と言われ、行く事にしました。
やはりそこには夜尿の子がたくさんいました。さっそく通ってみる事にしたのですが、そこは幼稚園児、おしっこの事を話しても、飲むは、食べるはで、なかなか上手にいかず、結局何回か通いやめてしまいました。
その後、1年経ち、2年経ちしましたが夜のオムツがとれません。体格のいい息子は、オムツがビッグサイズでも入らず、大人のを使用し、オネショパッドを使いましたが、大人のオムツは足ぐりが大きく前がぬれていなくても脇から出る始末。両脇に子供用トレーニングパンツを入れ、すごい状態で寝ていました。それでもゴロゴロ動き回るので、一緒に寝ている家族の布団がぬれる始末です。毎日こんな調子で、怒っても息子は良くわからない様子。冬は布団は乾かないしで、私の怒りもついには爆発!!もうダメだと思い病院へ。
他にも理由がありました。そろそろ2年生なので、学校行事の旅行の事が気になりだしました。そこで、新都心クリニックへ行ってみると人の多さにびっくり。息子は、こんなにいるんだと安心した様子。治療を始めてみると、寝る3時間前の水分制限、本人はとてもつらかったようで毎日怒っては、“治療をやめる。水分摂る!”その度、説明し泣き泣き氷1個でガマンさせました。その後は子どもは子どもでよく考えていて、夜飲めないなら3時間前までにたくさん飲んでしまえという考えになり、4時くらいまですごい量の水を飲んでいました。そのため朝、必ずオシッコが出てしまい、またまた私は激怒!!その繰り返しでした。
親戚に“もう辞めれば。そのうち治るよ。”と言われ、先生に決めてもらった量以上の水分を与えたりして、なかなか思うように治っていきませんでした。(その親戚にはやはり夜尿の子がいて、4年生までオムツをして、時々おもらしをしていたが自然に治ってしまったそうです。)
父親も「俺も1年生くらいまでよくやっていた。大丈夫。」などと平気で口にし、息子が病気なんだという事を気にも留めない様子でした。先生から遺伝もあるんだってと教えてもらったので伝えたところ、「そうなんだ。でも、そのうち治るよ。」とぜんぜん気にしない様子でした。
こんな調子ですから、私一人が苦労しても治りません。息子も私に怒られても、あまり気にしていない様子で困ってしまいました。夏になると、オムツとオシッコでチンチンがかぶれ、かゆくて掻きすぎて膿が出て、先生に薬をもらいに受診したこともあります。息子はその時は気をつけようと思うようですが、治るとすぐ忘れてしまい、その繰り返しが多かったです。
薬を使い始めてから、毎朝オシッコを量るのが面倒くさかったり、忘れてしまったりで失敗もしましたが、少しずつおもらしの回数が減ってきました。本人にも今日はよくできたと伝えたりして、少しずつですが良くなっているように感じました。
そこでまた、親戚登場!!これだけ良くなればもう治ったのと同じよと、何回言っても(泊まりに行った時は)毎回夜遅くに水分をあげてしまう始末…。先生にも「親戚にはしばらく行かないで、家にいたら」と言われた事もありましたが、結局、泊まりは泊まりで子どもはうれしく、出かけてしまいました。その次の日は決まって失敗してしまいました。
3年生になり薬の量も減り、本人にも少し自覚が出てきたのか、あまりバカ食いはしなくなり一時2kgも体重が落ちたのに、油断したら3kg増えてしまいました。あ~あと私が思ったのも束の間、今度は梅干食べたい、牛乳飲みたい、チーズ食べたい、ヨーグルト食べたい…食べたい物だらけできりがありません。まだ治った訳ではないんだよと言い、すこしはあげてもできるだけガマンをさせていました。時には、私が爆発して怒って怒って怒りたおした時もあるし、本人が泣いて怒ってもうやめると言って大変だった時期もありましたが、今回治療が一応終了したことは大変うれしく思います。
何よりうれしいのが、冬の夜中のおもらし。動くので、本人と本人の場所じゃない所2人分計4枚の布団を夜中に拭いたり、洗ったりドライヤーをあてて乾かす。それがないのが助かります。それに太った息子のオムツ探し。大人用のサイズの脇から出ないものをと…とにかく大変でした。
今日から楽になるのかと思うと、今まで治療をやめなくて良かったと心から思えます。本人にはすぐ調子に乗るので、先生がすご~く良くなったよと言ってたよとだけ伝え、冬までの様子見期間だよと教えておきました。